イベントレポート

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関東ブロック 西伊豆てこね飯ツーリング



3月23日の土曜、早春の幕開けのロングツーリングとして、関東ブロックでは菜の花をはじめとする春の花々を眺めながら伊豆半島を周遊し、西伊豆の静かな子浦湾のほとりにある今津屋さんのてこね飯を食べようというツーリングを企画しました。

今年の冬は長く寒かった印象がありますが、啓蟄の過ぎたあたりから、急に気温の高い日が続き、異例に早い桜の開花を迎えたのでした。23日は、ちょうど花見に好適な土曜となり、各所での道路の渋滞が予想されました。そのため、沼津から伊豆半島の西海岸をなめるように南下して進むルートを急遽、変更することになりました。いつも早春のツーリングは、今まで忍の一字でバイクを控えていたライダーたちが復帰してくる時期と重なるためか、参加人数が多いのですが、今回は、飛び入りの方々も居て、海老名を出発した時点で23台という数となり、大部隊となりました。

ルート変更で、内陸を通って子浦湾にいたることにしました。箱根新道から、箱根峠に上がり、伊豆スカイラインを快走しました。亀石峠のレストハウスで小休止。亀石で伊豆スカを降りてからは抜け道を熟知した会員の先導のお蔭で、渋滞する修善寺駅周辺を迂回して風早峠に上がり、仁科峠から、海沿いに出ます。


今津屋さんでは食事が供されるのに時間がかかりました。大人数で行ったので仕方がないのと、直前まで人数が確定できなかったのが理由ですが、そういう理屈も飢餓状態のライダーたちには通じず、不平不満が出ていたのも事実ですが、いざ食事が供されると文句も途絶えました。てこね飯というのは、てこね寿司とはちがいます。てこね飯はちらし寿司とは似て非なるものなのです。一種類か多くても二種類の魚介を特製たれにづけ状態にして、たれを軽くまぶしたご飯の上に薬味とともに盛って、手早くかきこむ漁師料理なのです。今の時期は、金目鯛か黒むつがお奨めとのことで、ネタはいろいろ違えども、どれも絶品でした。

往路も復路も、予想していたほどの渋滞には遭遇することなく、スムーズに進行するツーリングを楽しむことができました。

関東ブロック: 笹田 直人さん

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